現代の子供達の殆どは、自然のままの野菜を知らない。
あの濃い味も、香りも、食感も何もかも、同じ野菜なのに違う。
自然農の野菜を食べて、アトピーやアレルギーが治まったと言う話は多い。
何時か、そんな野菜を育てたい。
健康的に、生命力溢れる自然のままの野菜を沢山食べたら、子供達は変わると思う。
農薬や化学肥料は悪では無い。
使わなければ、現代の人口を養う事は出来なかったから。
自然農の野菜は、収穫量は少ないし、形も育ち方もバラバラで、虫食いもある。
収穫時期がバラつくから、定期的な納品は出来ない。
だから薬を使って野菜を収穫するしかなかった。
消費者の要求に応えるには、薬を使うしかなかった。
新規の畑で、一年目から野菜を量産なんて出来ない。
現代は薬と、農耕機と、ビニルハウスのような設備を使って、一年目から規格通りの野菜を大量に収穫出来る。
大量生産は個性が消える。
種を蒔けば、ほぼ同じ速さで育ち、ほとんど同じ大きさ、同じ味の野菜が、ほぼ同じ時期に大量に収穫出来る。
虫食いもない。
専用の洗浄機で洗うから、土もほとんど残らない。
見た目も綺麗で清潔な野菜が、季節を問わず、何時でも店頭に大量に安く並ぶ。
だから私は、見た目も虫食いも気にせず理解ある方に、自然農の野菜をお勧めします。
たくさん収穫出来るようになったら、お腹いっぱい、食べてもらいたい。