ふるさと農園

自然農の畑で野菜を育てたい!

地域貢献を

最近よく聞く独居老人問題。

業者がお弁当を届けて、安否確認をしている。

安否確認が出来ない時は、市役所に担当があり、連絡を入れて対応してもらう。

お弁当も意外と高額で、一食分を、数日かけて少しずつ食べている方もいる。

 

調理されたお弁当では無いけれど、自然栽培の新鮮な野菜を宅配して、コッソリ安否も確認。

私の住む近隣にも、独居老人は沢山見かけます。

一人暮らしの高齢者のような、出歩くのが大変な方に野菜を宅配出来たら。

それが薬をかけてない野菜なら、喜んでもらえるかな?

仲良くなれたら、注文がなくても様子を見に行ける筈。

もしもの時は、近くにいない業者より、近隣の方がすぐ駆けつられる。

 

私の実家は限界集落で、子供がいなくて老人ばかり。

だから住民同士、家の前を通る時は声を掛ける。

「おーい、いるかー?」

「いるよー」

もしも返事がなかったら、遠く離れた親族へ連絡をする。

実家の隣家は、最後はお爺ちゃん1人暮らし。

返事がなくて、母が親族へ連絡して、親族から業者へ連絡が行き、業者がお爺ちゃん家を訪問する頃には、もう3日以上、布団から出られず、糞尿まみれで衰弱していて、救急車で運ばれた。

田舎は近隣の付き合いがあるから良い。

でも、少し町に出ると、もう隣の人が誰か、全くわからない。

大勢が住む街で、壁一枚向こうで人知れず、孤独死も増えて来た。

 

今は仕事があって、市外へ通勤していて、ご近所付き合いがほとんど出来てない状態。

清掃のような地域活動が精一杯。

しかも私は、遠方から引っ越して来た、余所者。

加えてコミュ力がないから、余計に近所付き合いがない(汗

 

もしも、仕事を辞めて畑一筋になったら、何か地域貢献、出来るかな。

健康な野菜をお腹いっぱい

現代の子供達の殆どは、自然のままの野菜を知らない。

あの濃い味も、香りも、食感も何もかも、同じ野菜なのに違う。

自然農の野菜を食べて、アトピーやアレルギーが治まったと言う話は多い。

何時か、そんな野菜を育てたい。

健康的に、生命力溢れる自然のままの野菜を沢山食べたら、子供達は変わると思う。

 

農薬や化学肥料は悪では無い。

使わなければ、現代の人口を養う事は出来なかったから。

自然農の野菜は、収穫量は少ないし、形も育ち方もバラバラで、虫食いもある。

収穫時期がバラつくから、定期的な納品は出来ない。

だから薬を使って野菜を収穫するしかなかった。

消費者の要求に応えるには、薬を使うしかなかった。

新規の畑で、一年目から野菜を量産なんて出来ない。

現代は薬と、農耕機と、ビニルハウスのような設備を使って、一年目から規格通りの野菜を大量に収穫出来る。

大量生産は個性が消える。

種を蒔けば、ほぼ同じ速さで育ち、ほとんど同じ大きさ、同じ味の野菜が、ほぼ同じ時期に大量に収穫出来る。

虫食いもない。

専用の洗浄機で洗うから、土もほとんど残らない。

見た目も綺麗で清潔な野菜が、季節を問わず、何時でも店頭に大量に安く並ぶ。

 

 

だから私は、見た目も虫食いも気にせず理解ある方に、自然農の野菜をお勧めします。

たくさん収穫出来るようになったら、お腹いっぱい、食べてもらいたい。

 

 

畑で野菜を育てたら

化学肥料も農薬も使わず、土だけで、野菜を育てたい。

そんな、とても強い生命力溢れる、自然のままの野菜を。

 

収穫出来たら、まずは身内から。

収穫が増えたら隣近所の方にお配りして。

子育て世帯や、アトピーやアレルギー持ちの方にもお届けしたい。

味の濃い自然のままの野菜を、子供達に食べてもらいたい。

一人暮らしの高齢な方のような、買い出しに行くのが難しい方々へ、野菜をお届けしたい。

無償は無理だから、可能な限り、低価格で。

どんどん収穫が増えたら、自宅前で直売所を設置して、知らない方にも是非食べてもらいたい。

 

もしも、規模が広がったら。

法人化して、雇用を増やして直売店を始めたい。

現代社会で働くのが難しい障害者を中心に。

車椅子でも店番は出来る。

野菜の育て方を覚えたら、自分の畑を持って、自分の力で収穫出来る。

 

もしも、畑が持てたら。

野菜を育てる土地があったら。。。

はじめまして

このブログは、私が自然農園を目指す活動の備忘録です。

実家の農業経験以外、何も持っていません。

 

進学で実家を出ても土が恋しくて、常にプランターや鉢で植物を育てて来ました。

 

やっぱり、畑を耕したいなぁ。

 

小さい頃に食べた、野菜の味。

現代の野菜とは、何かが違う。

仕事をしていると、休日の中の、更に限られた時間しかなくて、市民農園を借りても、戸建てに越して庭が持てても、お世話は難しかった。

 

いっそ仕事を辞めて、農業に生きてみようか?

 

とは言え。。。

 

畑に出来る土地がない。

資金もない。

ラクターや草刈機のような農機具もない。

農家の知り合いもいない。

現代農業の知識もない。

 

最大の問題は。。。

 

人と関わるコミュ力がない

 

もう。

仕事をしながら、休日に一人で細々と庭を耕して、自分達の食べる分を少しだけ。

それしか無いのかと、思っていました。